こんにちは、たねやつです。
前回作成したキーキャップは完全に透明なものでしたが、今回はアルコールインクを使用して着色したものです。今回は、というかしばらくはアルコールインクばっかりです。以前レジンを始めたころにYoutubeでみて、キーキャップでも使っている人がいたので自分も作ってみたいと思ってやってみました。
が、全然想像していたような模様が出ない!!!だいぶ後になってAliExpressで購入した比重の重い(?)インク(商品名には:High Density
と書いてある)のせいだと判明しました。そんなに比重は重くない(≒沈まない)っぽいです。やっぱりケチらずに、Piñata
のインクをかっておくべきだった🙄
壁をつたってそこまで到達することもあるのですが、なかなか狙ってこの状態に持っていけない。
比重の高くないほうのインクを使って作ったものです。気泡と相まってカビ感がすごい。
裏事情
着色にはコピックバリオスインクを使う
白以外の部分の着色にはバリオスインク
を使用しています。こっちはケチっておらずアルコールインクを使用したアートを作成されている方の定番のものを使用。コピックはとてもポピュラーなマーカー(?)なのでどの画材屋さんに行っても絶対置いてあるのも安心!
ですが2020年4月現在、店頭通販ともに在庫切れの色が多くなってきています。原因は2つあり、1つは新製品発売のために旧版の製造が2019年6月
に終了していること、もう1つは昨今の新型コロナウイルス感染症による生産・流通の遅れが原因だそうです。
2020年5月下旬
ごろから店頭発売予定だそうですがどうなるのでしょう??ちなみに新製品の名前はバリオスインクではなくコピックインク
となります。
Amazonではまだ在庫が残っている色もあるので好みの色があったら買っておきましょう😀
比重の重いインクにはAliExpressで購入した謎インクを使う
王道であればJacquard
のPiñata Colorsの白インク(Blanco Blanco
)を使うのでしょうが、Amazon(JP,USともに)で品切れ、他の購入方法もよくわからなかったため、AliExpressで見つけたアルコールインクを使用してみました。
High Density
とある商品です。
封も未開封で、問題なくアルコール臭もするのですがこれを使っても全然底面に向かって沈み込んでくれませんでした!滴下数量を多くしたり少なくしてみたり、軸用のシリコンをかぶせるまで1時間ぐらい放置してみたりしましたが、どれもうまくいきません。
キーキャップではなく、他のアクセサリー用のシリコン型や水でも試してみましたがやっぱりだめ。。ということで自分の中ではこのインクはFluid Art
には向いていないのかも、という結論になりました。
途方に暮れている中、Amazonから、Piñata Colors
を購入することができたので何とかモチベーションを保つことができました。。(笑)
今この記事を書きながら気づいたのですが、商品ページの参考画像にある作例もそんなに深くまで沈み込んだエフェクトは出ていないですね。ちょっとだけ沈んでキノコ型になっていてかわいいです。もうちょっとこのインクを研究してみる必要がありそうですね。
エンボスヒーターで加熱しているのは意味があるのかな?
混合レジンを混ぜたときに発生する気泡をある程度つぶすために、エンボスヒーター(ドライヤーの温度が高くて風が弱いやつ)を使用しています。気泡をつぶすとともにレジン液の温度も結構高温になってしまうのですが、これってアルコールインクを使う上でメリット・デメリットあるのかな?
UVレジン液の場合は、温めることで粘度が下がるのでアルコールインクを使用するときには使えそうな技かもしれません。ちなみにUVレジンでは試したことないので今度やってみます。
(そんなことをしなくてもいいように脱泡機がほしいです...)