へちょあまの工房

レジンなどのハンドメイドアクセサリの制作記録などを書いています!

手軽で安定!レジンで雲を表現する方法!(ランドスポンジ使用)

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こんにちは、たねやつです。

ジオラマ用のスポンジを使用して雲を表現してみたら結構いい感じにできたので必要な材料と手順について紹介していきます。

完成品

こんな感じの作品を作ることができます。

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粘土や練り消しを使用して作成する方法が結構有名ですが、こちらのスポンジを使うと手軽に手早く安定して作品を作成することができると感じました!私も練り消しを使用して頑張ってみましたがうまく身につけることができませんでした。。。(笑)

一度半球で作成して作り方の雰囲気を覚えてからイヤリングなど大きな作品に着手したほうがいいかも!

必要なもの

レジン用品一式

UVレジン液・UVライト・モールド(レジンを流し込むシリコン型)が基本セットとして必要となってきます。パジコの星の雫LEDタイプのライトが安価で扱いやすくオススメです👏

パジコ UV-LEDレジン 星の雫 ハード 25g 403236

パジコ UV-LEDレジン 星の雫 ハード 25g 403236

レジン型 パジコ ソフトモールド 半球 404176

レジン型 パジコ ソフトモールド 半球 404176

今回の解説内では半球タイプのモールドで作成していきます。いろいろな形がありますがやっぱり一番空感を出せるのは球体の作品のような気がします!

背景色用の色付きレジン、または着色剤

完全に透明なままでも十分見ごたえのあるものを作ることができますが、水色に着色したり夕焼けっぽく色づけるほうがより雲の感じが映えてきます⛅

他のものと比較してヒマラヤの着色剤が安かったのでこれを使っています。




100均でも結構青色・水色の色付きレジンを売っていたりするのでそれで代用するのも手ですね!

ジオラマ用ランドスポンジ

今回の主役となる雲ですが、ジオラマ用の材料を使用します。

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偶然店で見つけて「これは使えそう!」と思って買ったのですが、残念ながらAmazonでの出品はありません。。。

が、以下の販売元のオンラインショップから購入することができそうです。

https://koeido.jp.net/youto/syouhin/land_sponge.html

サイズと色が結構豊富にあるようですが、使用するのは極細(1213)白色のスポンジです。緑色なんかを使うと森っぽさも出せそうですね🤔

実店舗で購入する場合はガレージキットなどのジオラマを扱っている模型売場・模型店を探すか、画材店を根気よく探すといいです!

私は関西在住なのですが、阪急梅田三番街内にあるカワチという画材屋さんでこの商品を見つけました。色違いのものも結構売っていたので買っておけばと後悔。。。

つまようじ、ピンセット

どちらもレジンアクセサリー作成の時には必需品のようなものです。スポンジをレジン内に入れるため、どうしても気泡が多く発生してしまいます。それをつまようじでプチプチつぶしていきます。

手順

それでは作っていきましょう!

そこまで難しい作業もなく、作業時間の目安は待ち時間含めて20分弱です。

透明なレジンを型に8割流し込む

まずは雲を配置する部分用のレジンを流し込んでいきます。この部分は透明にしておいたほうが雲が色の中に埋もれずにはっきりと主張することができます。

8割ほど流し込んでおいて、後の2割は後で着色したレジンようにスペースをとっておきます。

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流し込んだ段階ですでに大きな気泡が発生してしまっている場合は先につまようじで潰しておきましょう。

雲(スポンジ)を配置する

気泡がない状態になったらスポンジを置いていきます。ピンセットなどで必要な量を取り出してレジン液の上に置いていってください。

だいたいこれぐらいかな?というところまで置いたらつまようじでレジン液内に押し込んでいきます。液がうまいことスポンジ内に浸透していないうちは結構上に浮き上がってきますが、しばらく液内でぐるぐるしていると落ち着いてきます。(あまり気泡を作らないように注意を払いながら)

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スポンジがしっかりと液の中に全部沈んでいることを確認します。この時にモールドの横や真下から見てまだまだスカスカだと感じる場合はスポンジを追加します。なかなか塩梅が難しいですが、最初のうちは結構空白多め(スポンジ6-7個)に入れてしまってもいいかもしれないです。

時間をおいてから気泡をつぶしていく

スポンジの中に潜んでいる気泡が外に出てくるまでちょっと時間がかかるのでこのまま10分ほど待ちます。待っている間に日光の紫外線で硬化してしまわないように注意してください。

10分経ったら結構気泡が出てきているはずなのでまたつまようじを使って潰していきます。

硬化(1回目)

準備が整いましたので固めてきます。スポンジが邪魔になってライトの当たりが弱くなってしまう場所が必ず発生するので、各レジン液指定の照射時間よりも気持ち長め(1-2割)に光を当てておいたほうが良いです。

私は上で紹介している星の雫で2分ほど当てています。

色付きレジンを型に流し込む

雲が入っている層が完成したら、後は背景色となる部分の層を作成していきます。

まずは使う色を決める必要があります。澄んだ青空を表現したいなら青系の着色を、夕暮れの穏やかな空を表現したい場合には赤色(朱色)系の着色をします。夕暮れのような感じのものも今度作って作例あげておきます。

ほんの少量しか使わない、かつこれ以上レジンを足さないので型にレジン液を流し込んで、そこに着色剤を少量入れて混ぜてしまうほうがロスが少なくて済みます。

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着色剤はあまり多く入れすぎると硬化しなくなってしまうので、つまようじの先っちょに付けて少しずつ足していくのがポイントです。

ここでも混ぜているうちに気泡が入るので固める前に潰しておきましょう。

硬化(2回目)

2回目の硬化です。今度は光を遮るものもなくレジンの量も少ないので指定の時間でOKです。

完成!

以上で完成となります!!

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星の雫の透明度も素晴らしいですが、2割しか乗せていない青色がめちゃくちゃよく発色してくれています。割合を変えて試してみましたが雲がきれいに見えるのはこの2割だけ着色した場合でした🤔

最後に

以上が基本的な、ジオラマ用のランドスポンジを使った雲の表現の仕方になります。

ランドスポンジの細かさを変えてみたり、事前に少量のレジンで2-3個固めて使う、などでこれよりも大きな雲を表現できるとおもいます。

また、配置を工夫して円球の周りだけにおいてみたり、入道雲風に一か所にぎっちりまとめてみたりすることでさらなるオリジナリティが生まれていきそうです!