最近メカニカルキーボードのキーキャップをレジンで作る、いわゆるArtisan Keycap
(アルチザンキーキャップ)を作りたいと勉強中です。
ここでは進捗の過程や成果物をしばらく挙げてみようと思います。
追番は#T01
でアイテム名はClear
といった感じでしょうか。。。(笑)
とにかく何の変哲もない透明なSA
キーキャップです。SA
のRow3
プロファイルなのでごってりとした存在感のある大きさです。
着色しない混合レジン(エポキシレジン)をそのまま注ぎ込んで固めました。
磨き上げてピッカピカに反射しているのですが写真でとるのは難しい。
3Dプリントで出力したモデルとシリコンとともに。
実際にはめてみると、ここまで透明なキーキャップを持っていなかったので何の模様もなくても存在感抜群です!
裏事情
バリがレジンに反映されちゃった
グラブバッグで入手したSAキーキャップを型としてとっているのでちょっとだけ傷がついている部分があります。これはあとから研磨してきれいにできるので問題ないでしょう。グラブバッグで入手できるキーキャップのほとんどがランナーのバリ取りが甘いので自分でじっくりと磨いてあげる必要があります。
それに気づいたのがシリコン型をとった後だったのでレジンで出来上がったものを磨く必要が発生してしまいました。。。(笑)
しっかりとシリコンで型をとる前にキーキャップの凸凹、傷、指紋などの汚れはとっておきましょう!
シリコン型を作るにはMasterBaseを使用しましょう
シリコン型は3DプリントしたZButt
のモデルを使用しているのですが、MasterBase
の軸の部分がめちゃくちゃもげやすいのです。どれぐらいもげやすいかというと、1回キーキャップをはめて、抜こうとしたら100%もげます。積層方向の問題もありますが、、、
この時点でMasterBase
を使用するのをあきらめてSculptingBase
にキーキャップをはめて使用していたのですが、ベースとキーキャップの間にわずかな隙間が発生して、実際のキーキャップよりもシリコン型が小さくなってしまうという現象がはっせいしてしまいました(言葉では伝えにくい。。)
そのせいで今回作成したキーキャップと、以後しばらく作るキーキャップの身長が若干低いものが存在しています。
それに対応してMasterBase
を使うことができるようになったのですが、それはまた別の記事でお話しします。