こんにちはたねやつです。
本日もご覧いただきありがとうございます。今日も今日とてレジンでキーキャップを作っていきます。
今回のキーキャップはこんな感じです。ジャミジャミした感じのトップと半透明のボトムとなっています。
インクにはいつものコピックバリオスインクと、自作した特製インクを使用しています。このインクのおかげでこんな感じのジャミジャミ感を表現することができました。
個人的には青系が一番好きですね!宇宙の果てのまだ未完成の領域に踏み込んだ時に視界に広がってきそうなイメージです(2001年宇宙の旅とかインターステラーのアノ感じ)。赤系はちょっとだけグロい。
裏事情
インクは修正液 + アルコールで自作
先ほど述べた通り、インクにはバリオスインクと修正液と無水エタノールを混合した自作インクを使用しています。これもPiñataインクが手に入らないので苦肉の策で考えてみたレシピなのですが、全然違う効果が出てしまいました(笑)
使用している修正液はその辺の100均で購入してきたもので、液体タイプのやつを使用します。
混合比はおおよそ修正液:無水エタノール≒1:4
ぐらいで混ぜています。使用する前には修正液が沈殿してしまっているのでよくShakeする必要があります。小さい鉄球でも入れておいたほうがいいかもしれないですね。
一回の使用で結構な量のインクを使用します。SA
プロファイルRow3
のキーで10適ぐらい使うので消費が激しいです。簡単に作れるのでいいのですが。
レジン液に垂らすと、1分ほど経つとすでに底のほうまで沈んでいます。見た目は普通の液体なのですが、レジン液内に入ると小さなホコリのような形となってポソポソと落ちていきます。このおかげでジャミジャミした感じになっているのですね。
落ちていくときにアルコールインクも巻き込んで、対流してボトムの部分がいい感じに着色されるという感じになっているのだと思います。
他にも特殊なインク作れないかなーと考えているのですがなかなかいいアイデアが思いついていないです。。
なんとなく3Dプリンタのホットベッドであっためるといい感じ
うちには3Dプリンターがあるのですが、シリコンのふたをする前にホットベッドを60℃
に維持して20分ほど上に置いておくと、ジャミジャミ感が増すような気がします。
レジン液を温めたり、冬場のかじかんだ手を暖めたり、🍠ふかしに使えたり(Twitterで見た)して3Dプリンターは万能ですね🖨
底面の処理の仕方がいまいち思いついていない
レジンの脱泡不足やシリコン型の完成度がいまいちなどの理由から、キーキャップの底面、キーボードに接する軸側のほうのキレイな処理の方法がよくわかっていません。しかも現状のシリコン型だとなぜかキーのスカートの部分よりも軸の部分が若干長く、やすりで均一にしてしまうとストロークが短くなってしまう問題があります。
レジンの脱泡は真空容器などに入れたり、エンボスヒーターで熱することで多少は解決できますが、シリコン型はまた取り直さないとだめですね🤣。おそらくSculptingBase
ではなくMasterBase
を問題なく使用することができるようになれば解決するはず。
この記事を書いている現在は、なんとなくですが確立できた方法があるのでそれはその時にお話しします。
会社の同期に1個あげました
会社の同期に最近作ったキーキャップを見せたところ、やっぱり青系のこの作品が一番かっちょいいと言ってくれました。ので1つおすそ分けしたのでたねやつ印のキーキャップを持っている人第一号です。自分以外の人のキーボードで使ってもらえるなんてなかなかいい気分ですね!!
資材

ぺんてる 修正液 油性・水性インキ両用 箱入り ZL1-WK
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